『医療経営白書2020年度版』にて原稿執筆しました。
こんにちは。
「医療経営 中村税理士事務所」の中村祐介です。
毎年発行される『医療経営白書』はお読みになっていますでしょうか。
この2020年も、12月下旬に『医療経営白書 2020年度版』が発売になります。
その中で、「新型コロナウイルスに関連した補助金・助成金の活用」として、記事を書かせて頂きましたので、
この場を借りてご報告させて頂きます。
※発売元HPはこちらです。
医療経営白書2020年度版とは
今年の『医療経営白書』のテーマは、「医療のデジタル化で創出する病医院経営イノベーション」です。
2020年はコロナウイルスの流行で、病医院においてはオンライン診療等、デジタル化を推進する1年となりました。
このデジタル化の波に乗ることができるか否かが、病医院の将来を左右するということが明示された1年とも言えます。
このデジタル化がもたらす新しい病医院経営を様々な角度から考察することが2020年度版の大きなテーマとなっています。
編集委員も豪華です。
・相澤 孝夫先生(日本病院会会長)
・猪口 雄二先生(全日本病院協会会長)
・加納 繁照先生(日本医療法人協会会長)
・山崎 学先生(日本精神科病院協会会長)
・吉澤 健二先生(日本医療経営実践協会代表理事)
この編集委員会のもと、各執筆者が原稿を書き上げており、300ページ超の分厚い構成となっています。
ご依頼いただいたのは、補助金と助成金
私にご依頼頂いたのは、医療・介護向けの補助金と助成金についてでした。
医療機関や介護施設に限りませんが、この2020年ほど、補助金や助成金が目立った年はなかったと思います。
慰労金・給付金・・・名称は様々ですが、各医療機関や介護施設は自院で使えるものをピックアップし、改正の有無を確認し、適用要件を調べ、適用できるか検討するということを繰り返したのではないでしょうか。
そんな2020年を象徴する補助金・助成金について、「デジタル化」という切り口も入れつつ書きました。
「補助金・助成金を使いながら、デジタル化を進め、現場や経営を改善していく」という考え方は、今後とても重要になるものです。
ぜひ、ご一読頂き、今後の病医院経営の参考にして頂ければ幸いです!
※このブログでも補助金・助成金について解説していますので、書籍と併せてご確認ください。
・IT導入補助金についてはこちら
Q 121「IT導入補助金なら医療法人でも申請できる」
・補助金全般についてはこちら
Q 122「医療機関が補助金に詳しくなるために」
・助成金についてはこちら
Q 123「医療機関が使うべき助成金まとめ」
補足:主なトピックス
(1)医療デジタルトランスフォーメーションを促進する新型コロナと病医院経営
(2)デジタルトランスフォーメーションがもたらす新しい病医院経営
(3)2040年に向けた病医院経営の将来像ー医療のデジタル化を中心とした流れと方向性
(4)病医院で医療のデジタル化を推進するための要点
(5)事例研究1〜8 効果的運用で成果を上げるデジタル化先進病医院の取り組み
(6)人口構造の変容と医療政策の課題
(7)医薬品業界・医療機器業界・歯科業界の動向
(8)病院経営データ関連集 など