Web座談会にて、パネリストをしてきました!

 

こんにちは。

「医療経営 中村税理士事務所」の中村祐介です。

先日、「医療崩壊を食い止める!今こそ問われる医療経営士の真価」と題したWeb座談会にて、パネリストをしてきました。

今、医療機関は「新型コロナ恐慌」ともいえる大変厳しい経営状況となっています。

その中で、「医療関係者としてどのような役割を果たし、どのように貢献していくべきなのか」というテーマでした。

実際、税理士である私以外には、実際に病院に勤務されて管理職として活躍されている方や、医療資材を販売されている方など、さまざまな立場の方5名が集まりました。

そして、立場の違いからいろいろなことに気づくことができました。

印象的だったことは、今、医療機関で働いている人たちの気持ちについてです。

高いプロ意識と誇りを持って勤務されている方がいらっしゃる一方、モチベーションが下がったり、退職者が続出したりという医療機関もあるようで、かなり個人差が生じているようでした。

これは、「医療崩壊」という言葉をより身近に感じるエピソードでした。

もちろん、感染症患者を受け入れている医療機関とそうでない医療機関でかなり違うと思いますが、医療機関で働いている方の努力で成り立っていることを改めて痛感しました。

医療経営専門の税理士は、医療期間内部の人間ではありません。

だからこそ、新型コロナの影響は少なく、今まで以上に外からサポートしていきたいと思いました。

具体的には、各種支援情報の整理や適用、拡充した時の通知、そして、本業である資金繰りの管理などです。

医療機関でも適用を受けることができる支援策はたくさんあります。

持続化給付金

コロナ特別貸付(政策金融公庫)

都道府県等による制度融資

雇用調整助成金

税金や社会保険料の猶予

固定資産税の減免

IT導入補助金 など

こうした支援策と、固定費を中心としたコスト削減という両輪の資金繰り改善で、医療機関を支援していきたいと思います。

医療機関の内外で活躍されている皆様の声を直接お聞きすることができ、大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。

これからも、医療機関のために頑張っていきたいと思います!

※このWeb座談会の模様は、「月刊 医療経営士6月号」にて掲載されています。