医師の株式投資や債券はどう保有したら良いのか?
最終更新日:2020年5月26日
こんにちは。
「医療経営 中村税理士事務所」の中村祐介です。
「資産運用で投資信託をしたいけど、何に投資したら良いんだろう?」
こうした先生に向けて、私自身の体験談をもとに資産運用の記事を書いています。
基本的なスタンスとして、多忙な医師や医療関係者には、資産運用として手間のかからない投資信託をオススメしています。
その投資信託の代表格が、株式と債券です。
この両方、もしくは、どちらかで運用されていらっしゃる方も多いと思います。
そこで今回は、「株式と債券の基本」、「どう運用したら良いのか」ということを考えてみたいと思います。
※この記事は次の人にオススメです。
・投資信託の投資先に迷っている人
・株式と債券、どちらに投資したら良いか知りたい人
好景気なら株式?債券?、不景気なら株式?債券?
景気が良く、金利が上がっている時期であれば、株式の価格は上昇するため、株式投資が良いと言われます。
反対に、景気が悪く、金利が下がっている時期であれば、債券投資が良いと言われます。
つまり、株式と債券の価格の動きは一致せず、逆の動きとなります。
金利が上がっているのであれば、固定の少ない利息した受け取れない債券は嫌がられますし、逆に、金利が下がっているのであれば、利率は低くとも固定金利できっちり受け取れる債券が求められるわけです。
それでは、これからはどちらに投資したら良いのでしょうか。
考え方は2通りあっていい
現在、金利はほぼゼロと言っていい状況です。
これ以上下がることはないと考えると、今後は横ばい、ないしは、緩やかに上昇していくという考え方ができると思います。
そう考えると、金利上昇→株式投資の時代へということが言えると思います。
ただし、すべてが株式投資で良いのでしょうか。
株式と債券の価格が逆に動くことを考えると、その両方に分散して持っておくという考え方もあると思います。
両方を持っておくことで、金利や景気がどう動いても、過度に影響を受けることがないため、安全性を高めることができます。
まとめ
今回は資産運用の基本として、投資信託の株式と債券を見てきました。
株式投資の時代と考えるか、あくまでも分散投資ありきと考えるか、どちらの考え方もあると思います。
多忙な医療関係者は資産運用に多くの時間を割くことができません。
心理的なストレスがかかるものも、良くないと思います。
手間の少ない長期運用を前提とした、投資信託を心掛けたいですね。